おやじ50歳、中型バイク免許への道(卒業検定)
おやじ50歳、中型バイク免許への道(卒業検定)
いよいよ卒業検定です。最終みきわめから一週間の時間が空きました。かなり良くなったとは言え不安な一本橋を抱えており、一発勝負で成功出来るのか?出来れば卒業検定前にもう1時間乗っておきたかったのが本音です。
今日の検定に落ちると次回は年越しばかりか、下手すると一月末まで卒業検定の予約がとれないかもしれない。時間的プレッシャーもある。
受験生全員が集まり検定の説明を受ける、順番は5番目。コースは第二コース。
第二コースは、いきなりクランク、S字で、踏切、障害物、坂道、スラローム、急制動、一本橋という順番。コースは覚えてるので問題ないが、やはり問題は急制動からの一本橋。
いよいよ順番が回ってきた。緊張してないつもりも、やはり緊張していた。周回をまわり
右折の準備に入ったとこrで、「あっ、発進の時、指示器だしてない。」ということに気づいた。もう後の祭りと言ってもいきなり減点。一本橋のタイムを考えるともうミスはできない。次にクランク。緊張してハンドルがグラグラ。何とかにこなしたつもりも、本戦に出る時にもハンドルがぐらつき大きく膨らんでしまった。それからのS字から障害物あたりも何かギクシャクしてる。ヤバいと思いながらも、安全確認だけはクドイほどやっておいた。坂道からスラロームはクリア。タイムも問題なさそう。いよいよ急制動から一本橋。急制動は上手くスピードが作れ余裕の40kmからの停止。さていよいよ問題の一本橋!
一本橋に対して真っ直ぐに入り、着座は前よりで乗り上げの際にハンドルが取られにように注意。いよいよ発進。乗り上げは上手くいった。でも乗り上げに注意に注意しすぎて、足元ばかり見ていた。慌てて目線を前に写す。橋の後半で重心が右にズレてきた、ヤバい落ちる!嫌な記憶が蘇る。以前ならここで粘れず落ちていたと思う。しかし何とかバランスを取り直しフラフラになりながらギリギリ落ちずに乗り越えた。心の中では大きくガッツポーズ。
最後の停車まで慎重に進め卒業検定は終了。一本橋からの脱輪による一発不合格はなんとか回避できた。
あとは減点がどれだけあるか。
いよいよ結果発表の時がやってきた。教官室に呼ばれて椅子にすわる。
「結果は合格です」という教官の言葉があり
大声で叫びたかったが、もちろんそんなことはできない。教官から「緊張してましたね。発射の指示器がなかったね。あとクランク出口の膨らみですね。点数は75点です。」と。
おーギリギリの合格。
ほんと初歩的なミスをして情け無い。これで落ちてたら目も当てられない。
その後、卒業証明を受け取り、これで教習所での全課程は終了した。
思えば、初日の立ちゴケから恐らく骨にヒビが入ってたであろうほどの打撲からスタートした教習所生活。途中、ここまで一本橋が渡れないかと酷く落ち込んだ時もあった。第一段階は2時間の追加講習。そっrにより卒業検定の予定の三週間も伸びてしまった。
でも年越しは避けられたから、それは物凄く嬉しい。
早速、免許の書き換えに行ってこよう。
PS ちなみに脇腹の痛みはまだ少しある。絶対ヒビ入ってたはず。