おやじ51歳。初心者が大型自動二輪免許取得!(2)
前回は、なぜ51歳のバイク初心者が大型二輪免許取得しましたのかについて書きましたが、今回は実際の大型二輪教習について書いていきます。
昨年、中型二輪免許を取得した際に通ったのと同じ教習所に再度通いました。この教習所は中型二輪卒業後に半年以内なら、大型二輪の教習費用が約半額になるキャンペーンをやっていたのですが、大型二輪を取りたい!と思った時は既に中型二輪取得から半年が過ぎてたのでキャンペーンは使えませんでした。皆さん、同じようなキャンペーンがあるなら使ったほうが良いですよ!
教習所に使うバイクはNC750でした。教習で結構心配だったのが大型バイクの引き起こしでした。YouTubeなんかで、力の入れ方なんか予習して行ったのですが、いざとなったら結局は力任せに無理矢理引き起こした感じです。エンジンガードのおかげで角度があったから引き起こせましたが、ガッツリ倒れた大型バイクだったら間違いなく起こせないかも。
その後の教習は、基本的に中型二輪を持っていて、波状路以外の課題は問題なくできる前提で教習が進んでいきます。私と同じような年代で、バイクのブランクが長い方は少し戸惑うかもしれませんね。自分としてはスクーターとは言えバーグマン200で小旋回や低速走行を練習していた事もあり、S字、クランク、スラローム、一本橋といったお馴染みの課題は、中型二輪の時と比べるとストレスなくこなすことができました。ただ、スラロームと一本橋はタイムが少し厳しくなるので、その辺が課題でした。あとは大型二輪の課題として波状路が加わります。これが最初は上手く出来ませんでした。どうしても速度が速くなってしまい、教官のようにゆっくりと走ることが出来ませんでした。
教官からは最初は断続クラッチでいう指導でしたが、難しいようなら半クラの維持で走れば良いとのことで、最終的に半クラのほうで課題クリア出来るレベルにはなりました。そんなこんなで教習時間は予定通りで「みきわめ」まで終了し卒業検定に進むことになりました。
少し波状路に不安があったのと、スラロームと一本橋が本番の卒業検定でタイムをクリアできるかという点で、やはり卒業検定は緊張しました。そして実際の検定については不安があった波状路も無事クリアし、スラロームのタイムも恐らく大丈夫だろうという速さでクリアできたので、最後の一本橋では変にゆっくり走って橋から落ちるリスクを避け、渡りきること優先でタイムは考えずに走りました。
そして緊張の卒業検定も無事に合格することが出来ました。でも、検定の教官からは「最後の一本橋は楽をしに行ってたね」と見透かされてました。
後日、免許センターでの追加書き換えも終了し、晴れて大型二輪免許を取得することができました。
50歳や51歳という年齢から色々と不安はありましたが、今では中型二輪、大型二輪の免許にチャレンジして良かったと思っています。同じような年代の方でバイク免許にチャレンジしようかなと思っている方の少しでも後押しになれば良いなと。